MMD をゲームの素材として使えるか試してみた

環境

OS Windows7 SP1 64bit
AviUtl 0.99k2
MMD 7.39
ImageMagick 6.7.5

デモ


知り合いから


「○と×とかの図形だけだとでユーザーはやってくれませよ」


「いや、俺はこの状況を打破するジツがあるから問題にい」


「んじゃ、それやってくださいよ」


「まだそのときではない。ゲームが完成してからだ」


「でも試してみないと上手くいくのか分かりませんよね」


「はい、そのとおりです」


というわけで試してみた。


イデア自体は単純で MikuMikuDance の動画をそのままゲームの素材として使えばいいんじゃない?という感じです。


3Dリアルレンダリングは重そうだし、やりかたよく分からないので一度レンダリングした動画を吐き出してそれをペラペラアニメーションさせるという感じ。


2Dゲームならこの方法でも問題ないかなーとか思ったり。もっといい方法があれば教えてください( ;´。 `;)


以下にやりかたの簡単な説明をのせておきます。

MikuMikuDance

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12995526 を参考に MikuMikuDance で適当にモーションを付けます。


GIMPでもペイントでもなんでもいいので適当な抜き色を決めて(本体で使ってない色。緑か青が普通だと思います)バケツツールで背景画像を作って MMD にドラッグ&ドロップ


エクスポート時に メニュー>表示から
アンチエイリアス、座標軸表示、地面影表示を OFF にします。


メニュー>ファイル>AVIに出力から無圧縮で出力します

AviUtl

http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
ここから「連番BMP出力 plugin」をダウンロードして、aviutlと同じフォルダに置きます。


aviutl を起動して、先ほどの avi ファイルをドラッグ&ドロップ


メニュー>ファイル>プラグイン出力>BMP連番出力


ここまでで、動画の連番のBMPがどこかのフォルダに吐き出されていたら成功

ImageMagick

http://www.imagemagick.org/script/index.php


から最新版の Windows の 64bit 版の dll.exe を落とす。


http://www.imagemagick.org/download/binaries/ImageMagick-6.7.5-10-Q16-windows-x64-dll.exe


今回はこれにしますた。インストール画面は全部 yes を押せばおk。
ただ、インストールしたパスはメモっといてください。

MMDSpriter

http://www4.atpages.jp/alphaneet/mmd-spriter/windows.zip


を落として、中の config.xml を開きます。


ここの部分のパスが、ImageMagick のインストールパスと違う場合は、TeraPad とかで自分のインストールパスに編集してください。


ほかの config.xml の説明は後述します。


先ほど吐き出した。連番 bmp を import フォルダの中にいれてください。


mmd-spriter.jar をダブルクリックで起動して、適当にドラッグで範囲選択をして、Enter を押すと変換されたものが export フォルダに出力されます。

config.xml の内容
imageMagickPath imageMagick がインストールされてるパス
importPath 読み込む画像フォルダのパス
exportPath 出力する画像フォルダのパス
importExt 読み込む画像タイプの拡張子(bmp, png, jpg, gif など)
exportExt 出力する画像タイプの拡張子
exportSize 出力する画像サイズ
操作方法
マウスドラッグ 選択範囲の決定、選択範囲内なら移動
Enter 変換開始
前の画像
次の画像
x 入力と出力のビューワー切り替え
w 選択範囲を上に移動
s 選択範囲を下に移動
a 選択範囲を左に移動
d 選択範囲を右に移動
i 選択範囲を縦に縮小
k 選択範囲を縦に拡大
j 選択範囲を横に縮小
l 選択範囲を横に拡大
MMDSpriter ソースコード

https://github.com/alphaneet/mmd-spriter


scala と processing で書きました。